【れびゅー】僕のままで

 

“ああ 僕のままで どこまで届くだろう”

 

上記に綴ったフレーズは、ご存知の方も多いと思いますが、
スピッツの楽曲<楓>の中の一節。


・・・いや、特別ファン! という程ではないのですが(^^;)、
(あ、でも、良いなぁ、と思う曲は他にも幾つかありますです♪)
この<楓>はかなりココロに響いた一曲。


多分、ドラマの挿入歌として聴いたからかな、と。




随分昔に放映されたドラマ『オーバータイム』




一応? カテゴリーとしては“恋愛モノ”に入るのでしょうが。



男と女の間に友情は成立するか──が、メインテーマではあり
ながら。



私が共感したのは、主人公のカメラマンの、夢を追いながらも
現実はなかなか自分の思うようには進まず、何度も挫折を味わい
ながら、それでも自分が大切だと信じるモノを捨てずに、前へと
歩いて行こうとする姿。


その彼の生き方を象徴するかの様に、<楓>の歌が幾度となく
流れ。



“これから傷ついたり 誰か傷つけても”

“ああ 僕のままで どこまで届くだろう”



優しさ、とか、真っ直ぐな眼差し、とか。


現実、を生きる上で、時に邪魔になる事すらある、そうしたモノ
達を、彼はそれでも頑なに守り通し、“彼女”は、そんな彼の一番の
理解者として、折に触れてさらりと励まし、応援する。




二人を繋いでいる糸は微妙で、友情の様でもあり、恋の様でもあり。




けれど確かな事は、時にすれ違う事はあっても、二人がお互いを
解り合い、信頼し合い、自分の半身の様に思っていた事。

自分の気持ちよりも、相手の幸せを願っていた事。

それはある意味、自分に嘘をつく──決して褒められた姿ではなかっ
たとしても。





優しさは、時にせつなく、時に哀しく。





それでもやはり、彼の様に、優しく穏やかでありたいと願う気持ちは
今も変わらず。





<オーバータイム>

<延長戦>




「人生にも、延長戦ってあるのかな」
「俺、まだ、戦い続けられるかな」

挫折の中で、彼が問いかけた時。

彼女はきっぱりと応えるのです。

「全然OKでしょう」
「応援するよ」




それが恋であれ、友情であれ。


やがては──それぞれの未来に踏み出す二人であったとしても。




“自分”を守って歩き続ける。




同じ眼差しを持った二人は、きっとどれ程の時が流れても、
その眼差しのまま、歩いて行くのです──。


 

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