【れびゅー】仏に最も近い人

 

吉備真備。


昔から歴史──特に古代史──は好きなので、名前は覚えていましたが。


やはり? メジャーどころの(^^;)天智天皇、天武天皇、額田王、倭皇后、
時代が少し下がって、大津皇子、草壁皇子、長屋王──辺りで興味が止まり。


聖武天皇の時代になると、歴史の教科書に載っていた事位しか知りません
でした。


他に書かれた本を読む事もなかったし(あ、余談ですが、古代史に関しては
長岡良子さんの“古代幻想ロマン・シリーズ”がお勧め♪ 漫画で、創作も多々
交えてはありますが、かなり古代史に造詣の深い方で、勉強にもなるし、

物語としても秀逸です)、吉備真備にいたっては、まっっったく、興味なし!!



・・・でした(^^;)




が、吉岡秀隆主演・ドラマ『大仏開眼』──



真備の人柄、志、政を行う者としてのあるべき姿。



主人公なので、より魅力的に描かれている点を差し引くとしても。



放映後、一気に“真備ファン”が増えたのも頷けます(^^;)




私は元々吉岡さんのファンで、彼が出るからと、この作品を見た人間

ですが、<吉岡真備>に出逢って、初めて彼のファンになった人も

多かったよう。



惜しむらくは、後編の内容が、かなり駆け足で終わってしまったこと。
前・後編ではなく、せめて3回に渡って描いてくれていたら、より一層

深く、濃い、物語になったのではないかと思うのですが。



それでも、他の登場人物達もそれぞれに善と悪、強さや弱さを併せ持ち、
それ故、その中にあって、真備の優しさ、真っ直ぐな眼差しが殊更切なく。


高潔な生き方が哀しくて──だからこそ、美しい。




民が担う苦労を想い、大仏建立に唯一人反対する真備は、しかし発起人の
行基から、こう称されます。


“仏に最も近い人間”と。




彼の様に生きられるか。
生きたいと、願い続けられるか。



私にとって、『大仏開眼』は、見る度に、そう問われる作品でもあるのです。


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